2018年11月18日日曜日

雇用統計時のトレード方法

1. 雇用統計って何?
2. イベント時のトレード方法
3. まとめ



 1. 雇用統計って何? 


米雇用統計は、その名の通り雇用情報だ。
アメリカの労働省が毎月第一金曜日の日本時間21時30分(サマータイム時)に発表している。サマータイム以外は日本時間22時30分だ。 

失業率や給与など様々な情報を収集し毎月発表している。
もちろんこれはアメリカの経済状況に直結するので為替相場にも大きな影響を与えることが多い。
特にUSD/JPY、USD/CAD、GBP/USD、AUD/USDなどのドルストレート通貨が影響を受けることが多い。


 2. イベント時のトレード方法 


雇用統計に関わらず何らかのイベント時にトレードすることは短期間に大きな利益を手にする可能性もありつつ、大きな損失を被るリスクもある。

以下のようなトレードは控えた方が良いと思う。 

・値動きの方向を予測してトレードする
・動き出してからその方向に向かってエントリーする


かずたそは特にこのようなイベントを意識してポジションを取ることはしていない。
通常通り、自分のエントリーしても良いなといったところでポジションを持つ。 

ただし大きく動く可能性があるのでポジション数を減らしたり、ストップの位置を浅くしたりなどの対策をしている。 


かずたそのエントリー方法は以下の通りだ。
かずたそは日足でトレードしているのでそれを念頭にイメージしてほしい。
今回は買いの場合で考えるぞ。 

・自分の勝率が高いパターンに沿ってエントリーする。(もちろん余力は残しておく)
・損切りの指値を置く。
・自分の最初のエントリーと損切りラインの間で、少しずつ買い下がる。

つまり押し目買いだ。
損切りになってもいつもよりも浅い損切りラインのため損失を限定できるし、上がればトレールで値動きを追っていけば良い。 


どのような状況でも必ず上昇する、必ず下落するといったことはありえない。
雇用統計だけで見ても、毎月チャンスはあるぞ。 
いずれにしても自分が利益でも損失でも納得できる場合だけポジションを持つ方が良い。


欲にまみれて、ここでポジションを持たなければいけないなどの感情は不要だ。
自分の決断に自信を持つことは結構だがそれに頼りすぎると損切りできなくなるぞ。

欲にまみれて一度のトレードに命をかけるなよ。


 3. まとめ 

・いつもと同じエントリー方法だがポジションは減らし許容損失はいつもより小さく。
・相場に絶対はない。自分が決めたラインを超えたら損切りを考えよう。
・そもそもポジションを持たないことも正解。
・機会損失と思わなくても大丈夫。おいしいところだけトレードしよう。